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テーマ[脳卒中の治療]
2011-02-13 16:29:15
くも膜下出血の症状と治療法

脳卒中(脳血管障害)の3つの病気、すなわち脳出血、脳梗塞、くも膜下出血のうちで、もっとも発症頻度が低く、死亡率が低いとされるのが、くも膜下出血です。

くも膜下出血は、重症度によって一般に5段階にわけられ、段階に応じて、内科的治療にするのか、それとも外科的な治療(手術)にするのか、分かれます。

<くも膜下出血の重症度>

0度・・・未破裂脳動脈瘤症例

1度・・・意識清明で神経症状(局所的な脳神経麻痺以外)のない例、またはあっても軽度の頭痛や項部強直の症例

1−a・・・固定した神経学的異常がある慢性例

2度・・・意識清明で中等度ないし強度の頭痛と項部強直はあるが、脳神経麻痺以外の神経症状がない例

3度・・・傾眠、錯乱状態または軽度の局所神経症状のある例

4度・・・昏迷、中等度ないし高度の片麻痺、ときに初期除脳硬直を思わせる所見および自律神経障害のある例

5度・・・深昏睡、徐脳硬直、瀕死状態の症例

(参考・・・篠原幸人「今日の診断指針」医学書院)

<内科的治療か、外科的治療かの選択について>

くも膜下出血で外科的な手術が必要となるのは、意識もまったくなくていちばん状態が悪い5段階目の場合です。
もうろうとしながらも意識があり、片麻痺などがみられる、4段階目までならば、外科的手術は必要ないのではないか、といわれます。

ただし、内科的治療では、根本的な治癒はできません。
したがって、予防のための手術ということもあります。

くも膜下出血は、脳卒中(脳血管障害)のなかでも、手術でなおる可能性がもっとも高い病気です。

手術がうまくいけば、予後はほかの脳卒中(脳血管障害)よりも良いといえます。


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テーマ[脳卒中の症状・後遺症]
2011-02-13 16:24:02
脳卒中(脳血管障害)について

脳卒中(のうそっちゅう)とは、脳の血管障害が原因で起こる病気の総称で、「脳血管障害(のうけっかんしょうがい)」が正しい名称です。

脳の血管に異常が起こり、突然、意識がなくなり、手足の自由が利かなくなる病気です。

脳卒中(脳血管障害)は、大きくわけると、「脳出血」、「脳梗塞(のうこうそく)」「くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)」の3つになります。

◆「脳出血(のうしゅっけつ)」

「脳溢血(のういっけつ)」ともいいます。

脳の小さな動脈が破れて脳内に出血が起こる病気です。

手足の麻痺(まひ)や意識障害などの症状が出ます。

出血した場所によって、細かく分類されます。

高血圧性脳出血が大部分を占めます。

◆「脳梗塞(のうこうそく)」


脳の血管が詰まってしまったために、そこから先に血液が行かなくなり、脳への血流が減って脳の組織が死んでしまう病気です。

脳梗塞は、病気の成り立ちにより、大きく「脳血栓症(のうけっせんしょう)」と、「脳塞栓症(のうそくせんしょう)」に分けられます。

◆「くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)」

頭蓋骨(ずがいこつ)の下にあり、脳や脊髄(せきずい)上部を包む膜を「くも膜」といいます。

「くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)」というのは、この膜の内側にある動脈が破裂して出血する病気です。

動脈にできたこぶが破裂することが原因で、これが破裂すると突然の激しい頭痛、吐き気、嘔吐(おうと)といった症状が出ます。


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テーマ[脳卒中の治療]
2011-02-13 16:20:01
脳出血の治療と処置

脳卒中(脳血管障害)は、日本人の死亡率の第3位を占める恐ろしい病気です。


脳卒中(脳血管障害)の3つ、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血のなかで、脳出血の発作がおきた際には、とにかく一刻も早く、救急車を呼び、医師の診察を受けることが大切です。

救急車が到着し、病院へ運ばれると、まず次のような全身的な処置がとられます。

 1.呼吸管理
 2.血管の確保
 3.血圧の管理

同時に、CTスキャンなどによる正確な診断がおこなわれます。
それによって、出血の部位や障害の程度を確認し、治療方法を選択します。

治療は、大きく、内科的治療と外科的治療にわかれます。
ここではまず、内科的治療について簡単に説明します。

<内科的治療>

発作後、まだ安定していない時期に対処するためのものです。

◎血圧を一定レベルに保ち、嘔吐や発汗による脱水傾向に対処して輸液(ゆえき)を行います。

◎脳浮腫への対応をします。
これは、血腫の周囲に起こった浮腫が高度になると、脳ヘルニアと呼ばれる症状を起こし、危険な状態に陥るため、グリセロール、マンニトールを投与して脳浮腫への対策を図るものです。

◎消化管への出血への対応。
 脳出血では、出血によるストレスから消化管に出血する例が多いためです。
 潰瘍治療薬(かいようちりょうやく)を静脈内に投与するか、あるいは胃チューブを通じて、投与します。

◎尿路や呼吸器への感染症への対応。
 これらは脳卒中(脳血管障害)の重大な合併症なので、その対策は重要です。


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